
筋トレや運動と合わせて必要なのがクールダウンやストレッチです。
準備運動というのは本番の運動と同じほど大切で、これがなければ必要以上の身体的・医学的リスクを招く可能性があります。
クールダウンとストレスを意識して、健康で安全なトレーニングに役立てましょう。
目次
クールダウンとは
クールダウンとは、運動で火照った体を冷ます目的があります。これは使った筋肉をほぐし、体の疲労回復を目指すものです。運動中には大量の血液が筋肉に流れ込むため、そのまま体を冷ましてしまうと筋肉に血液が溜まったままになり血流が阻害されます。
また運動で発生した疲労物質と言われている、乳酸の除去にも効果的です。クールダウンやストレッチには、体の状態を運動モードから通常モードに戻すメンテナンスの役割があるのです。運動後に時間を空けず、すぐに取り組みましょう。
軽い負荷から
まずは軽いジョギングから始めます。これは10分程度、長くても15分にはとどめておいてください。それ以上長くやってしまうと、通常の有酸素運動になってしまいます。息が整ってくるような軽い負荷のジョギングを終えたら、そこから静的ストレッチを行います。
飛んだり跳ねたりする動的ストレッチではなく、静かに動いて体を伸ばすストレッチが効果的です。肩や腕は抱えるようにして伸ばし、片膝を出して、もう一方は後ろに伸ばす下半身のストレッチが良いでしょう。
足首を持って後ろに引っ張ると前もものストレッチになります。下半身のストレッチに取り組むときは、高負荷にならないように注意してください。
両ひざを地面につけた状態で片方を前に一歩踏み出し、もう一方は後ろに伸ばすのですが、ひざが踵よりも前に出過ぎるとトレーニングの要素が入ってしまい、下半身に再び高負荷が発生します。
あくまで体を伸ばすことが目的であるストレッチでは、ゆっくりとほぐすイメージで行いましょう。
腰を伸ばす
腰に不安を抱えていらっしゃいますか?それではクールダウンの段階でも、腰をほぐすストレッチを行ってください。床に横になって寝た状態を作り、ひざは直角に曲げます。
全身が横を向いている状態からゆっくりと体を開き、上半身だけ反対側へと開いていきます。これで腰の筋肉を大きく稼働させほぐすことが出来ます。
まとめ
クールダウンやストレッチは運動の必須項目です。
ケガや事故防止のためだけではなく、体の柔軟性を保ったり促進したりする目的もあり、トレーニングをしなくてもストレッチを続けるメリットもあるほどです。