安全に筋トレする方法

安全に筋トレする方法

多ければスタミナがつき、ケガをしにくくなり、出来る作業や運動の幅が広がる、それが筋肉です。

当然、筋肉増強にはトレーニングあるのみで、筋トレに励むしか道はありません。

しかし、安全な筋トレとそうでないものがあるのをご存知でしょうか?

目次

限界内でのトレーニング

安全な筋トレは、必ず自分の限界の範囲内に収まっています。重たいものや厳しい条件でトレーニングすれば必ず筋力が向上するわけではなく、むしろ無用なケガや後遺症の原因となるだけです。

自分の体力と限界を知っておくことは、過度のトレーニングによる事故を防止するうえで不可欠です。筋肉肥大には高負荷のトレーニングが確かに必要ですが、数多のボディビルダーやスポーツ選手も、初めから重量級の道具を扱っていた訳ではありません。

安全な筋トレは、無理のない負荷と正しいフォームからきます。

無理なフォームはケガの元

例えば、今までトレーニングをしてこなかった人がいきなりベンチプレスで60キロを上げるというのは不可能に近いものがあります。ここで無理して続ければ、首や肩に力が入ることになり、それは脊椎・頸椎などの骨格を傷めてしまう最大の原因です。

そうであれば、そもそも15回以上は続けられる負荷に設定するなり、それ以外の筋力トレーニングに取り組むなりした方が、ケガの回復を待つ無駄な時間を消費するよりはるかに賢明です。

あるいは、正しい腕立て伏せや腹筋運動のフォームをご存知でしょうか?誰でも見様見真似でできるものですが、プロが教える正しいフォームでなければすぐにケガにつながります

例えば、腹筋運動をする際に、頭の後ろで手を組んでしまいがちです。しかしこれでは腕に力が入り過ぎて首の後方を過度に圧迫し、最悪の場合むち打ちなどの症状に発展することも十分あり得ます。

腕立て伏せの場合は、手首や肩を痛めたり、腰を痛める原因になり易いものです。自分のフォームと正しいフォームを鏡で比べながら、体を無理なく動かすように調節していきましょう。

ウォーミングアップを忘れない

忘れられがちなのはウォーミングアップです。これはプロも素人も関係なく、すべての人が始めるべき基本的な準備です。ウォーミングアップなくしては本来発揮できる身体性能も出せなくなってしまいます。

ストレッチや動的ストレッチによって、だんだんと負荷をかけていくようにしましょう。安全な筋トレを知らない人は意外に多いものです。

まとめ

ちょっとしたトレーニングでも体を傷めず、ケガにつながる動作を避けるために、限界内での負荷と正しいフォームを学びましょう。